管理業務主任者 昇降機・機械式駐車場 — 頻出論点と過去問
頻出論点
1. この分野は何か
エレベーターでは、故障や災害のときに乗っている人をどこで降ろすかが安全の中心にあります。消防隊が救助や消火に使う非常用の昇降機も、一定の高さを超える建物には法律で組み込まれています。
2. 実際の出題のされ方
エレベーターの安全装置を主題に、装置の説明と設置の義務についての記述から最も不適切なものを選ぶ問題が出ています。
このほか、建築基準法の規定を安全装置から非常用エレベーターまで通して扱い、不適切な記述を選ばせる問題や、維持管理の実務までを含めた記述を並べた問題があります。
3. 学習のポイント
エレベーターに義務付けられた安全装置の一つが戸開走行保護装置です。乗り降りの途中でかごが動くと人が挟まれるおそれがあるため、駆動装置や制御器の故障で、戸が閉じきる前にかごが動き出したり、止まる位置から大きくずれたりしたときに、自動でかごを止めます。
非常用エレベーターでは、乗降ロビーが消火や救助の拠点になります。その床面積は1基あたり10平方メートル以上と定められています。
4. 間違えやすいところ
地震時等管制運転装置について、かごを避難階まで運ぶ装置とする誤った記述がありました。地震のときは長く走らせず、近くの戸の位置で止めるのがこの装置の働きで、避難階へ一斉に呼び戻すのは火災時管制運転装置の動きです。
非常用エレベーターが要る建築物の高さを、実際より高い数値にした誤った記述がありました。建築基準法が線を引いているのは31メートルで、この高さを超える建築物には、政令で除かれるものを除いて設置が義務付けられています。
昇降機・機械式駐車場の理解度チェック
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