取得時効(しゅとくじこう)
他人の物を、所有者として占有する意思をもって、一定期間、平穏かつ公然に占有し続けることで、その物の所有権などを取得できる制度。占有者が他人の物だと知っていても、20年の要件を満たせば成立し得ます。
詳細解説
占有を始めた時点で他人の物であることについて善意無過失であれば10年、悪意または善意有過失であれば20年の占有を継続することで完成します。時効による権利取得の効力は、占有を開始した時にさかのぼって生じます。
取得時効が問われた過去問
- 2023年度(R5) 問6A所有の甲土地について、Bが所有の意思をもって平穏にかつ公然と時効取得に必要な期間占有を継続した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判
- 2015年度(H27) 問4A所有の甲土地を占有しているBによる権利の時効取得に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
- 2010年度(H22) 問3所有権及びそれ以外の財産権の取得時効に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
- 2004年度(H16) 問5A所有の土地の占有者がAからB, BからCと移った場合のCの取得時効に関する次の記述のうち, 民法の規定及び判例によれば, 正しいものはどれ
- 1998年度(H10) 問2所有の意思をもって, 平穏かつ公然にA所有の甲土地を占有しているBの取得時効に関する次の記述のうち, 民法の規定及び判例によれば, 正しいも
取得時効が登場する過去問
- 2001年度(H13) 問5AからB, BからCに, 甲地が順次売却され, AからBに対する所有権移転登記がなされた。この場合, 民法の規定及び判例によれば, 次の記述
- 2019年度(R1) 問1Aは、Aが所有している甲土地をBに売却した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
- 2017年度(H29) 問2所有権の移転又は取得に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
- 2010年度(H22) 問4AがBから甲土地を購入したところ、甲土地の所有者を名乗るCがAに対して連絡してきた。この場合における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれ
- 2007年度(H19) 問6不動産の物権変動の対抗要件に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。なお、この問において、第三者とはいわゆ
ほか 2 問。