SoE(えすおーいー)
顧客や利用者との対話・データ活用を通じて結び付きや関係性を深めることを主眼に置く情報システムの類型で、Systems of Engagementの略。モバイルアプリやSNS連携機能など、利用者の反応や市場の変化に合わせて機能や画面を短い周期で改修していく仕組みが該当する。
詳細解説
会計や受発注などの事実を正確に記録し、長期的な安定稼働と高い信頼性を最優先とする記録系のシステム(SoR)と対比される概念です。SoEでは最初から要件を固定せず、利用者の行動履歴やフィードバックを取り込みながら、試行錯誤を重ねてサービスを継続的に改善する俊敏性が求められます。
両者は優劣ではなく役割の違いであり、SoRが保持する基幹データを、SoEの側の顧客接点からAPIなどを通じて参照・更新する形で組み合わせることもあります。システムがどちらの性質を持つかによって、開発の進め方や品質で重視する点が変わります。
SoEが問われた過去問
- 2022(R4)春 午前II 問15企業システムにおけるSoE(Systems of Engagement)の説明はどれか。
- 2024(R6)春 午前II 問15企業システムにおける SoE (Systems of Engagement) の説明はどれか。
SoEが登場する過去問
- 2024年度(R6) 問31顧客との個々のつながりを意識して情報を頻繁に更新する SNS などのシステムとは異なり,会計システムのように高い信頼性と安定稼働が要求される
- 2022年度(R4) 問35あるコールセンタでは,AIを活用した業務改革の検討を進めて,導入するシステムを絞り込んだ。しかし,想定している効果が得られるかなど不明点が多