令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 データベーススペシャリスト試験 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 システム監査技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問題【共通】 問27
ストラテジ経営戦略技術経営・イノベーション
新しい事業に取り組む際の手法として,E.リースが提唱したリーンスタートアップの説明はどれか。
解答・解説
正解: エ. 実用最小限の製品・サービスを短期間で作り,構築・計測・学習というフィードバックループで改良や方向転換をして,継続的にイノベーションを行う手法
リーンスタートアップは、アメリカの起業家エリック・リース(Eric Ries)が提唱した、新規事業やスタートアップを立ち上げるためのマネジメント手法です。
コストや時間をかけずに実用最小限の製品(MVP:Minimum Viable Product)を短期間で構築し、顧客の反応を計測して学習するという構築・計測・学習のフィードバックループを回すことで、継続的にイノベーションを行いながら事業を成長させることを特徴としています。
したがって、エが正解となります。
各選択肢の解説
- ア:国や地方公共団体などの補助金を前提とし、事前に詳細な計画を立てる公共性の高い事業立ち上げ手法であり、リーンスタートアップの説明ではありません。
- イ:競争力を喪失した既存事業に対して大規模な投資を行い、基幹事業として再出発を図る手法(事業再生やターンアラウンドなど)の説明であり、リーンスタートアップの説明ではありません。
- ウ:あらかじめ詳細に立案された計画を厳格に遂行し、計画の変更を最小限にとどめる手法は、従来のウォーターフォール的なアプローチであり、柔軟に方向転換(ピボット)を行うリーンスタートアップの対極にある考え方です。
- エ:正解です。実用最小限の製品・サービスを短期間で作り、フィードバックループで改良や方向転換を行う手法は、リーンスタートアップの適切な説明です。