令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問14

WTO政府調達協定の説明はどれか。

解答・解説

正解: ウ. 政府機関などによる物品・サービスの調達において,締約国に対する市場開放を進めて国際的な競争の機会を増大させるとともに,苦情申立て,協議及び紛争解決に関する実効的な手続を定めたものである。

WTO政府調達協定は、政府機関などによる物品・サービスの調達において、国内外の無差別待遇(市場開放)や調達手続きの透明性確保などを定めた協定です。苦情申立てや紛争解決に関する実効的な手続きも含まれており、国際的な競争の機会を増大させることを目的としています。

したがって、正解は ウ となります。

各選択肢の解説

  • ア:EU市場における RoHS指令(特定有害物質使用制限指令)の説明です。電気・電子機器などにおいて、鉛やカドミウムなどの特定有害物質の使用を規制するものであり、政府調達のルールではありません。

  • イ:日本の グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)の説明です。公的機関による環境負荷低減に資する製品の優先的な調達を定めており、WTO政府調達協定とは異なります。

  • ウ:正解です。WTO政府調達協定の説明です。

  • エ:WTOにおける TRIPS協定(知的所有権の貿易関連の側面に関する協定)の説明です。知的財産権の保護と貿易に関するルールを定めたものであり、政府調達に関するものではありません。

Spineチーム