令和元年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問10
テクノロジシステム開発技術開発プロセステスト・レビュー開発モデル・ライフサイクルプロセス
ソフトウェアライフサイクルプロセスに基づいて実施するシステム開発において,次の実施条件に従って行うテストはどれか。
〔実施条件〕
- テストの対象
- 構成部品(ユニット,コンポーネント)を結合したソフトウェア品目
- テスト結果の評価時に考慮する基準
- ソフトウェア品目への要求事項に対するテスト網羅性
- システム結合及びテストの実現可能性
解答・解説
正解: エ. ソフトウェア適格性確認テスト
正解は エ(ソフトウェア適格性確認テスト) です。
正解の根拠
ソフトウェアライフサイクルプロセス(JIS X 0160 / ISO/IEC/IEEE 12207)および共通フレームにおける各テスト工程の定義に基づきます。
実施条件を確認すると、以下の特徴があります。
- テストの対象が「構成部品(ユニット,コンポーネント)を結合したソフトウェア品目」であること。
- テスト結果の評価時に考慮する基準として、「ソフトウェア品目への要求事項に対するテスト網羅性」および次の工程である「システム結合及びテストの実現可能性」が挙げられていること。
ソフトウェア品目に対する要求事項(ソフトウェア要件)が満たされているかを確認し、次のシステム結合プロセスへ進めるかを評価するテストは、ソフトウェア適格性確認テストに該当します。
各選択肢の解説
- ア:システム結合テスト
- ソフトウェア品目、ハードウェア品目、手作業などの構成要素を結合して1つのシステムに統合する段階のテストです。テスト結果の評価では「システム適格性確認テストの実現可能性」などを考慮するため、実施条件と異なります。
- イ:システム適格性確認テスト
- 統合されたシステム全体を対象とし、「システムへの要求事項」に対する網羅性や「運用・保守の実現可能性」などを評価するテストであるため、誤りです。
- ウ:ソフトウェア結合テスト
- ソフトウェアユニットやコンポーネントを結合してソフトウェア品目を組み立てる段階のテストです。評価時に考慮する基準は「ソフトウェア方式設計に対するテスト網羅性」や「ソフトウェア適格性確認テストの実現可能性」であるため、誤りです。
- エ:ソフトウェア適格性確認テスト
- 結合されたソフトウェア品目を対象とし、ソフトウェア品目への要求事項を満たしているか、および次のシステム結合およびテストが実現可能かを評価するため、正解です。