令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3

平均ビット誤り率が1×10−51 \times 10^{-5}の回線を用いて,200,000バイトのデータを100バイトずつの電文に分けて送信する。送信電文のうち,誤りが発生する電文の個数は平均して幾つか。

解答・解説

正解: エ. 16

正解の導き方

誤りが発生する電文の平均個数は、以下の手順で計算できます。

  1. 1電文あたりのビット数を計算する
    1電文は100バイトであり、1バイトは8ビットなので、
    100×8=800100 \times 8 = 800 ビットとなります。

  2. 1電文あたりの平均誤り率を計算する
    平均ビット誤り率が 1×10−51 \times 10^{-5} のため、1電文(800ビット)における平均誤り率は近似的に以下のように求められます。
    800×10−5=0.008800 \times 10^{-5} = 0.008

  3. 送信する全電文の数を計算する
    200,000バイトのデータを100バイトずつに分割するため、
    200,000÷100=2,000200,000 \div 100 = 2,000 個の電文になります。

  4. 誤りが発生する電文の平均個数を計算する
    全電文数に1電文あたりの平均誤り率を掛けます。
    2,000×0.008=162,000 \times 0.008 = 16 個

以上より、平均して 16個 の電文に誤りが発生すると求められます。

各選択肢の解説

  • ア 2: 不正解です。1電文のビット数を計算せず、バイト数のまま誤り率を掛けてしまった場合(2,000×(100×10−5)=22,000 \times (100 \times 10^{-5}) = 2)に算出される誤答です。
  • イ 4: 不正解です。計算過程における乗算のミスや見落としによる誤答です。
  • ウ 8: 不正解です。誤り発生確率などの計算過程で係数を誤った場合などによる誤答です。
  • エ 16: 正解です。正しい計算手順により導出された値です。

Spineチーム