変更管理委員会(へんこうかんりいいんかい)

別表記: CCB

プロジェクトの進行中に提出された変更要求を審査し、承認・保留・却下の意思決定を行う公式の組織体。英語表記の頭文字からCCB(Change Control Board)とも呼ばれ、スポンサーや発注者、プロジェクトの責任者など、判断の権限をもつ利害関係者で構成される。

詳細解説

開発の途中で仕様や計画の変更が求められた際、CCBは作業範囲、納期、予算、品質などへの多面的な影響度を評価します。独立した外部の第三者機関ではなくプロジェクトの責任者層が参画し、費用対効果が見合わない場合や納期遅延が許容できない場合には変更要求を却下する権限を持ちます。

可決された要求については、WBSやスケジュールなどのベースラインを正式に更新した上で実作業へ反映させます。もし軽微な機能追加であってもCCBの審査を通さずに現場の判断で作業を進めると、時間や予算の手当てがないまま作業範囲が無秩序に膨らむスコープクリープを招くため、定められた変更管理の手順を厳格に経ることが不可欠です。

変更管理委員会が問われた過去問

  • 2024年度(R6) 問52システム開発プロジェクトにおいて,新機能の追加要求が変更管理委員会で認可された後にプロジェクトスコープマネジメントで実施する活動として,適切
  • 2025年度(R7) 問40変更管理委員会が設置されているプロジェクトで変更要求が発生した場合の記述として,最も適切なものはどれか。

変更管理委員会が登場する過去問

  • 2025(R7)秋 午前II 問4プロジェクトマネジメントにおいて,スコープクリープが発生する原因となり得る事例はどれか。

関連する分野

リスクマネジメント

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