正解の根拠
入力XとYの値が同じときにだけ出力Zに1を出力する回路は、真理値表で表すと以下のようになります。
- X=0,Y=0→1
- X=0,Y=1→0
- X=1,Y=0→0
- X=1,Y=1→1
この条件を満たすのは、同値回路(XNOR)です。
選択肢ウの出力Zを求めます。
上段のNANDゲートの出力は X⋅Y、下段のNANDゲートの出力は X⋅Y となります。
これらが後段のNANDゲートに入力されるため、出力Zは以下のようになります。
Z=X⋅Y⋅X⋅Y
ド・モルガンの法則を用いて1段ずつ変形すると、
Z=X⋅Y+X⋅Y
Z=(X⋅Y)+(X⋅Y)
となり、XとYが同じときにだけ1を出力する回路(同値回路)であることがわかります。よって、ウが正解です。
各選択肢の解説
- ア: 常に0を出力します。Z=(X⋅Y)⋅(X⋅Y)=0
- イ: 常に1を出力します。Z=(X+Y)+(X+Y)=1
- ウ: XとYの値が同じときにだけ1を出力します(同値回路・XNOR)。Z=X⋅Y⋅X⋅Y=(X⋅Y)+(X⋅Y)
- エ: XとYの値が異なるときにだけ1を出力します(XOR)。Z=X+Y+X+Y=(X+Y)⋅(X+Y)=X⋅Y+X⋅Y