令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問10

マネジメントシステム監査

この問題は2024(R6)秋 システム監査技術者 午前IIに出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。

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金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和5年)”における,内部統制の基本的要素である統制環境に該当するものはどれか。

解答・解説を読む

正解: 選択肢

金融庁の「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準」において、内部統制の基本的要素は以下の6つとされています。

  1. 統制環境
  2. リスクの評価と対応
  3. 統制活動
  4. 情報と伝達
  5. モニタリング(監視活動)
  6. IT(情報技術)への対応

統制環境は、組織の気風を決定し、組織内の全ての者の統制に対する意識に影響を与える要素です。具体的には、誠実性及び倫理観、経営者の意向及び姿勢、経営方針及び経営計画、取締役会及び監査役等の機能、組織構造及び慣行、権限及び職責、人的資源に対する方針と手続などが含まれます。

したがって、統制環境に該当するものは「イ:組織構造及び慣行」です。

各選択肢の解説

  • ア:職務の分掌
    「職務の分掌」は、権限と職責を明確にし、相互牽制を働かせるためのものであり、統制活動に該当します。
  • イ:組織構造及び慣行
    正解です。統制環境を構成する要素の一つです。
  • ウ:内部監査
    「内部監査」は、内部統制が有効に機能しているかを継続的に評価する活動であり、モニタリング(監視活動)に該当します。
  • エ:内部通報制度
    「内部通報制度」は、組織内外の情報を適切に伝え、不正や誤謬を早期に発見するための仕組みであり、情報と伝達に該当します。