令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67

図の説明テキスト
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)マトリックスの図。縦軸は「高」「低」のラベルとaの枠がある。横軸は「高」「低」のラベルとbの枠がある。マトリックス内の4つの象限には、左上が「花形」、右上が「問題児」、左下が「金のなる木」、右下が「負け犬」と記載されている。
解答・解説
正解: ウ. a: 市場成長率, b: 市場占有率
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスは、複数の事業や製品を展開する企業が経営資源の配分を決定するために用いる分析手法です。マトリックスでは、事業を2つの軸を用いて4つの象限に分類します。
図に示された各象限の配置(左上が「花形」、右上が「問題児」、左下が「金のなる木」、右下が「負け犬」)から、縦軸と横軸の指標は以下のように判断できます。
- 縦軸(a):市場成長率
- 市場全体の成長度合いを示します。上が「高」、下が「低」となっており、市場成長率が高い事業(花形、問題児)は多くの資金投下を必要とし、低い事業(金のなる木、負け犬)は新たな投資をあまり必要としません。
- 横軸(b):市場占有率(相対的市場占有率)
- 自社製品が市場でどの程度のシェアを獲得しているかを示します。図では左が「高」、右が「低」となっています。市場占有率が高い事業(花形、金のなる木)は多くの資金を継続的に生み出し、低い事業(問題児、負け犬)は資金を生み出す力が弱くなります。
したがって、aには「市場成長率」、bには「市場占有率」が入ります。
各選択肢の解説
- ア:縦軸のaは「売上高利益率」ではなく「市場成長率」であるため誤りです。
- イ:横軸のbは「売上高利益率」ではなく「市場占有率」であるため誤りです。
- ウ:aが「市場成長率」、bが「市場占有率」であり、正しい組み合わせです。
- エ:aとbの組み合わせが逆になっているため誤りです。正しくは縦軸が「市場成長率」、横軸が「市場占有率」です。