令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問12
テクノロジセキュリティ管理セキュリティ関連機関・評価認証制度
NIST “サイバーセキュリティフレームワーク(CSF) 2.0”のコアには,機能が六つある。IDENTIFY, PROTECT, DETECT, RESPOND, RECOVERと,あと一つはどれか。
解答・解説
正解: ウ. GOVERN
NIST(米国国立標準技術研究所)が発行するサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)は、2024年にバージョン2.0へと改訂されました。
この改訂における最も大きな変更点の一つが、コア機能の追加です。従来のバージョン(CSF 1.1)では以下の5つの機能が定義されていました。
- IDENTIFY(特定)
- PROTECT(防御)
- DETECT(検知)
- RESPOND(対応)
- RECOVER(復旧)
CSF 2.0では、組織全体のサイバーセキュリティリスク管理戦略や方針の策定・実行を統括する機能として、新たにGOVERN(統治)が追加され、合計6つの機能となりました。
したがって、正解はウの「GOVERN」です。
各選択肢の解説
- ア CONTROL:コア機能には含まれていません。「管理・統制」を意味しますが、CSFの機能名称ではありません。
- イ DIRECT:コア機能には含まれていません。「指示・指揮」を意味しますが、CSFの機能名称ではありません。
- ウ GOVERN:正解です。CSF 2.0で新たに追加された、サイバーセキュリティのガバナンス(統治)を担う機能です。
- エ MANAGE:コア機能には含まれていません。「管理」を意味しますが、CSFの機能名称ではありません。