令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問19

複数ノードから成るグループにマルチキャストでデータを送るときに,宛先として使用できるIPアドレスはどれか。

解答・解説

正解: エ. 239.0.1.1

IPv4において、マルチキャスト(特定のグループに属する複数ノードへの同時送信)の宛先として使用されるIPアドレスは、クラスDのアドレス帯に割り当てられています。

クラスDのIPアドレスの範囲は 224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 です。したがって、この範囲に含まれるIPアドレスがマルチキャスト用アドレスとなります。

各選択肢の解説

  • ア:10.0.1.1
    クラスAのプライベートIPアドレス(10.0.0.0 ~ 10.255.255.255)の一部です。LAN内などのプライベートネットワークで一意のノードを識別するために使用されます。
  • イ:127.0.1.1
    ループバックアドレス(127.0.0.0 ~ 127.255.255.255)の一部です。自分自身を指す特別なアドレスであり、ネットワークを通さずに自身のプログラム間で通信する際などに使用されます。
  • ウ:192.168.1.1
    クラスCのプライベートIPアドレス(192.168.0.0 ~ 192.168.255.255)の一部です。一般的な家庭や小規模なオフィスなどのローカルネットワークでよく使用されます。
  • エ:239.0.1.1
    正解です。先頭が239であり、クラスDのマルチキャストアドレス(224.0.0.0 ~ 239.255.255.255)の範囲に含まれます。特に239で始まるアドレスは、プライベートな範囲で使用されるマルチキャストアドレス(管理用スコープ)として定義されています。

Spineチーム