令和元年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問6

ソフトウェアの使用性を向上させる施策として,適切なものはどれか。

解答・解説

正解: ア. オンラインヘルプを充実させ,利用方法を理解しやすくする。

正解は ア です。

ソフトウェアの品質特性(JIS X 25010 / ISO/IEC 25010)において、使用性(Usability)とは、明示された利用状況において、有効性、効率性および満足性をもって明示された目標を達成するために、明示された利用者が製品またはシステムを利用することができる度合いを指します。
副特性として「適切度認識性」「習得性」「運用操作性」「ユーザエラー防止性」「ユーザインタフェース快感性」「アクセシビリティ」などが含まれます。

オンラインヘルプを充実させて利用方法を理解しやすくすることは、利用者がソフトウェアの使い方を学ぶしやすさ(習得性)や操作のしやすさ(運用操作性)を高めるため、使用性を向上させる施策として適切です。

各選択肢の解説

  • ア(正解): オンラインヘルプの充実により利用方法の理解を助けることは、使用性(特に習得性)の向上に該当します。
  • イ: 連携できる他システムを増やすことは、他のシステムと情報を交換し、交換した情報を利用できる度合いである互換性(相互運用性)を向上させる施策です。
  • ウ: 機能を追加してシステムを利用できる業務範囲を拡大することは、明示された状況下で利用者のニーズを満たす機能を提供する度合いである機能適合性(機能完全性)を向上させる施策です。
  • エ: ファイルの複製を分散配置して装置故障時のファイル損失リスクを減らすことは、障害発生時やその後にシステムが所定の機能を維持・回復する度合いである信頼性(耐障害性・回復性)を向上させる施策です。

Spineチーム