SAN(さん)

サーバ群とディスク装置・テープ装置などのストレージを、業務用のLANから切り離した高速の専用ネットワークで相互に結ぶ構成(Storage Area Network)。ファイバチャネルなどを介してブロック単位でデータをやり取りし、接続された記憶領域を各サーバの内蔵ディスクのように扱える。

詳細解説

SANでは、ファイバチャネル(FC)や、IPネットワーク上でSCSIのコマンドを運ぶiSCSIなどの規格を用いて、サーバ群とストレージ群のあいだに専用のネットワークを構築します。サーバのOSからは論理的に切り分けられた記憶領域が直接接続されたディスクとして認識され、ファイルシステムはサーバ側で管理して固定長のブロック単位で高速にアクセスします。バックアップなどの大容量データ転送を業務用のLANから分離できるため、LAN側の通信帯域を圧迫せずに複数のサーバでストレージ資源を統合・共用できる点が利点です。なお、記憶装置をサーバに1対1でつなぐ方式はDAS(Direct Attached Storage)、既存のLANにファイルサーバ専用機をつないでファイル単位で共用する形態はNASと呼ばれ、接続経路とデータアクセスの単位が異なります。

SANが問われた過去問

  • 2021(R3)春 午前II 問22SAN (Storage Area Network) におけるサーバとストレージの接続形態の説明として,適切なものはどれか。
  • 2023(R5)秋 午前 問12SAN (Storage Area Network) におけるサーバとストレージの接続形態の説明として,適切なものはどれか。

SANが登場する過去問

  • 2024(R6)秋 午前II 問22磁気ディスク装置,磁気テープ装置などの外部記憶装置とサーバとを,通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで接続してシステムを構成するものは
  • 2021(R3)春 午前II 問24磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの外部記憶装置とサーバを,通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで接続してシステムを構成するものはど
  • 2018(H30)秋 午前II 問22磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの外部記憶装置とサーバを,通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで接続してシステムを構成するものはど
  • 2016(H28)秋 午前II 問22磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの外部記憶装置を,通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで構成したものはどれか。

関連する分野

ハードウェア 補助記憶・入出力装置

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