ERP(いーあーるぴー)
企業内の人・モノ・カネ・情報といった経営資源を有効に活用するため、会計・人事・生産・購買・販売などの基幹業務を部門横断で統合的に管理し、全社的な資源配分の最適化と経営の効率化を図る計画手法(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)、またはそれを実現する統合業務パッケージ。
詳細解説
従来の業務システムは部門ごとに個別に構築されることが多く、データの重複入力や部門間の連携不足が課題となっていました。ERPを導入すると、単一の統合データベース上で各部門の業務データがリアルタイムに連動するため、受注から生産、出荷、会計処理までの一連の業務プロセスが可視化され、経営判断の迅速化につながります。導入にあたっては、パッケージが備える標準的な業務手順に自社の業務フローを合わせるため、BPRと組み合わせて進めることもあります。
なお、対象範囲が似ている用語との区別に注意が必要です。ERPが企業内部の基幹業務と経営資源の統合管理を主目的とするのに対し、原材料の調達から製造・流通・販売に至る企業間の供給網全体を最適化する手法はSCM(サプライチェーンマネジメント)、顧客情報や商談履歴を管理して営業活動を支援する仕組みはCRMやSFAと呼ばれます。
ERPが問われた過去問
- 2025年度(R7) 問31ERPシステムの説明として,適切なものはどれか。
ERPが登場する過去問
- 2025(R7)秋 午前II 問22部品や資材の調達から製品の生産,流通,販売までの,企業間を含めたモノの流れを適切に計画・管理し,最適化して,リードタイムの短縮,在庫コストや