令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 システムアーキテクト試験 ネットワークスペシャリスト試験 ITサービスマネージャ試験 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問題【共通】 問15
テクノロジネットワークセキュリティ技術WAN・VPN・ネットワーク仮想化セキュアプロトコル・無線LAN・接続認証
VPNで使用されるプロトコルであるIPsec, L2TP, TLSの,OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。

図の説明テキスト
OSI基本参照モデルの上位層(アプリケーション層)と下位層(物理層)の相対的な位置関係を示す図。
右側にA, B, C, Dの4つのプロトコルスタック案が示されており、各案は3つの箱が縦に積まれている。
- A: 上から IPsec, L2TP, TLS
- B: 上から IPsec, TLS, L2TP
- C: 上から TLS, IPsec, L2TP
- D: 上から TLS, L2TP, IPsec
解答・解説
正解: ウ. C
VPNで使用されるプロトコルのOSI基本参照モデルにおける階層(レイヤ)を把握しておく必要があります。
- L2TP (Layer 2 Tunneling Protocol)
データリンク層(第2層)で動作し、PPPフレームなどをカプセル化してトンネリングを行います。 - IPsec (Security Architecture for Internet Protocol)
ネットワーク層(第3層)で動作し、IPパケットの暗号化や改ざん検知を行うためのプロトコル群です。 - TLS (Transport Layer Security)
トランスポート層(第4層)以上で動作し、通信経路の暗号化を提供します。主にアプリケーション層(HTTPなど)と連携して利用されます。
これらをOSI基本参照モデルの下位層から順に並べると、以下のようになります。
- L2TP(第2層)
- IPsec(第3層)
- TLS(第4層以上)
したがって、相対的な位置関係が下位から L2TP、IPsec、TLS の順になっているものが正解です。
各選択肢の解説
- ア (A): プロトコルの階層関係の順序が誤っているため不正解です。
- イ (B): プロトコルの階層関係の順序が誤っているため不正解です。
- ウ (C): 各プロトコルが L2TP (第2層)、IPsec (第3層)、TLS (第4層以上) の正しい相対的位置関係で配置されているため 正解 です。
- エ (D): プロトコルの階層関係の順序が誤っているため不正解です。