令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3
逆ポーランド表記法(後置記法)で表現されている式 において, のときの演算結果はどれか。逆ポーランド表記法による式 は, 中置記法による式 と同一である。
解答・解説
正解: ア. 32
逆ポーランド表記法(後置記法)は、演算子を被演算子(オペランド)の後ろに置く記法です。この記法を用いた式は、スタックを用いて左から順に処理することで計算できます。
与えられた式 に各値を代入すると、以下のようになります。
これを左から順に処理します。
- 数値 が連続して現れるため、順番にスタックに積みます。
- 次に演算子 が現れます。スタックから と を取り出し、 を計算し、結果の をスタックに積みます。
- スタックの状態:
- 次に演算子 が現れます。スタックから と を取り出し、 を計算し、結果の をスタックに積みます。
- スタックの状態:
- 最後に演算子 が現れます。スタックから と を取り出し、 を計算します。
最終的な演算結果は 32 となり、正解は「ア」です。
各選択肢の解説
- ア (32): 正解です。
- イ (46): 式を中置記法で ()と誤って解釈した場合の演算結果です。
- ウ (48): 式を ()などと、演算子の適用順序を誤って解釈した場合の演算結果です。
- エ (94): 計算順序や演算子の適用箇所を複数誤って導かれた値です。