令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 午前II 問15

協調フィルタリングを用いた,商品のレコメンデーションの例はどれか。

解答・解説

正解: ア. 多くの顧客の購買行動の類似性を相関分析などによって求め,顧客Aに類似した顧客Bが購入している商品を顧客Aに勧める。

協調フィルタリングとは、多数のユーザーの行動履歴(購買履歴や評価など)をもとに、ユーザー間の嗜好の類似性を計算し、アイテムを推薦するレコメンデーション手法です。
「自分と似た好みの人が買っている商品を推薦する」という仕組みが代表的です。

したがって、顧客の購買行動の類似性から商品を勧めるアが正解となります。

各選択肢の解説

  • ア:正解。顧客の購買行動の類似性を相関分析などで求め、類似した別の顧客が購入している商品を勧める仕組みは、協調フィルタリング(ユーザーベース)の典型的な例です。
  • イ:誤り。カテゴリ別の売れ筋ランキングを抽出して発信するのは、単なる集計によるランキングベースの推薦です。個人の嗜好に基づいた分析ではありません。
  • ウ:誤り。年齢や性別などの人口動態変数(デモグラフィックデータ)を用いてセグメント化し、それに応じた商品を提示するのは、デモグラフィック・フィルタリング(属性ベースの推薦)です。
  • エ:誤り。「バットを買った人にボールを勧める」など商品間の関連性(同時購入の傾向など)に着目して推薦するのは、アソシエーション分析(マーケットバスケット分析)やコンテンツベース・フィルタリングに該当します。

Spineチーム