平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問3
テクノロジシステム開発技術モデリング記法(UML・DFD・状態遷移)
DFDで用いられる図形要素を列記したものはどれか。
解答・解説
正解: エ. 源泉と吸収,データフロー,プロセス
DFD(Data Flow Diagram:データフロー図)は、システムや業務におけるデータの流れに着目して視覚的に表現する図法です。
DFDでは、主に以下の4つの図形要素(構成要素)が用いられます。
- プロセス(機能・処理):データを加工・変換する処理を表し、円や角丸長方形で記述されます。
- データフロー(データの流れ):要素間で受け渡されるデータの流れを表し、矢印で記述されます。
- データストア(ファイル・データベース):データが蓄積・保管される場所を表し、二本の平行線などで記述されます。
- 源泉と吸収(外部実体・ターミネータ):システム外部にあるデータの発生源(源泉)や最終的な受け取り手(吸収)を表し、長方形(四角形)で記述されます。
一方で、「実体(エンティティ)」や「関連(リレーションシップ)」は、データ構造をモデル化するE-R図(Entity-Relationship Diagram)で用いられる図形要素です。
したがって、DFDで用いられる図形要素のみを正しく列記しているエが正解です。
各選択肢の解説
- ア:誤りです。「関連」および「実体」はE-R図で用いられる図形要素です。
- イ:誤りです。「関連」はE-R図で用いられる図形要素です。
- ウ:誤りです。「実体」はE-R図で用いられる図形要素です。
- エ:正解です。「源泉と吸収」「データフロー」「プロセス」はすべてDFDで用いられる図形要素です。