テスト密度(てすとみつど)

ソフトウェア開発のテスト工程において、プログラムなどの単位規模あたりに実施したテストケースの件数を示す定量的な品質管理指標。開発規模によるばらつきを補正し、過去の類似開発の実績値や組織の基準値と照らし合わせることで、テストの量が不足していないかを客観的に評価するために用いる。

詳細解説

一般には「テスト密度 = テストケース数 ÷ 開発規模」の式で算出され、分母の開発規模にはソースコードの行数(千行単位のKLOCなど)やファンクションポイント(FP)、画面・帳票数などが使われます。プロジェクト管理やテスト完了判定では、単位規模あたりの検出バグ数を表す欠陥密度(バグ密度)と組み合わせて分析することが基本です。

たとえば、テスト密度が基準を満たしているにもかかわらず欠陥密度が基準の下限を下回っている場合、元から品質が高いケースだけでなく、テストケースの内容が表面的で潜在的なバグを見逃しているケースも疑われます。反対にテスト密度が基準より低い場合は、テスト項目自体の追加が必要です。数値が目標範囲に収まっていることだけでよしとせず、機能の複雑さに対してテストの観点や網羅性が妥当かどうかまで踏み込んで点検することが重要になります。

テスト密度が問われた過去問

  • 2025(R7)春 午前 問54あるシステム開発プロジェクトのシステムテストにおけるテスト密度及び欠陥密度の値は,図に示した領域①〜領域④のうち,領域④の範囲内であった。品

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