ソフトウェアプロダクトライン(そふとうぇあぷろだくとらいん)
製品系列の展開計画に基づき、複数の製品にまたがる共通部分と機種ごとの差分を体系的に整理して、再利用可能なコア資産から個々のソフトウェアを効率よく派生させる開発アプローチ、またはその製品群(SPL:Software Product Line)。
詳細解説
自動車の制御ユニットや家電製品のように、基本機能を共有しながら仕向け地やグレードによって仕様が少しずつ異なる製品群を開発する場面で用いられます。開発プロセスは、製品系列全体の共通点と可変点を分析してアーキテクチャや部品などのコア資産を構築するドメインエンジニアリングと、そのコア資産を組み合わせて個別製品を作り出すアプリケーションエンジニアリングの二つに分かれます。
既存のプログラムを場当たり的に流用して改造を繰り返すやり方では、派生製品の増加に伴って保守やテストの負担が膨らみがちです。これに対し、あらかじめ将来の製品展開を見据えて可変性を設計に組み込んでおくことで、開発期間の短縮と品質の安定を計画的に実現できる点が特徴です。
ソフトウェアプロダクトラインが問われた過去問
- 2025(R7)秋 午前II 問18組込みシステム開発におけるソフトウェアプロダクトライン開発の説明として,適切なものはどれか。