令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40

JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント―指針)において,リスク特定で考慮することが望ましいとされている事項はどれか。

解答・解説

正解: ウ. 資産及び組織の資源の性質及び価値

JIS Q 31000:2019 の「6.4.2 リスク特定」において、組織は目的の達成を助けるか、または妨げる可能性のあるリスクやその源を特定することとされています。その際、以下の事項などを考慮することが望ましいとされています。

  • 有形及び無形の源
  • 原因及び事象
  • 脅威及び機会
  • ぜい弱性及び能力
  • 状況の変化
  • 資産及び組織の資源の性質及び価値
  • 結果及びそれらが目的に及ぼす影響

したがって、リスク特定で考慮すべき事項は「資産及び組織の資源の性質及び価値」となります。

各選択肢の解説

  • ア: 誤り。「結果の性質及び大きさ」は、リスク特定の後に行われる リスク分析(6.4.3)で考慮する事項です。
  • イ: 誤り。「残留リスクが許容可能かどうかの判断」は、分析結果をもとに行う リスク評価(6.4.4)や リスク対応(6.5)に関連するプロセスです。
  • ウ: 正解。「資産及び組織の資源の性質及び価値」は、リスク特定 で考慮することが望ましい事項です。
  • エ: 誤り。「事象の起こりやすさ及び結果」は、リスク分析 で考慮する事項です。

Spineチーム